「功也。お前には来年度から正式に家を継いでもらうことになったからな」

「ちょっと待てよ!いきなり決めんなよ!」

「いきなりではない。前々から話してあっただろう」

確かにそうだ。

親父が家を継げと言ったら、俺は教職を辞めて家を継がなければならない。

その代わり結婚相手は自分の好きにさせろ、と約束させた。