「じゃあ十六になったらいいんだ?」

「いい…」

きっと赤面してるんだろうな、と思う。

抱きしめた状態で話してよかった。

その時、電話が鳴った。

「ちょっとごめんね。待ってて」

電話の相手は親父だった。