闇。光。虹。


家に帰っても誰もいなかった。



「クッキー。おいで」



クッキーはわたしの癒し。

一緒にいるだけで心が軽くなる。

わたしの心を包む黒い黒い感情が消えてなくなっていく気がする。




「クッキーは…離婚って知ってる?」



知らない。
とでも言うかのように首を少し傾げた。



「お父さんとお母さん。離婚するんだって。わたしもよく分からないけどね、クッキーともお別れになっちゃうのかな…」



言葉を返すようにペロッとほっぺを舐められた。



少し眠い。

することもないし寝てしまおう。



布団の中にクッキーを招き入れ
抱きしめたまま目を閉じた。




意識が薄れていく中で




"このまま死んじゃえばいいのに"





そんなことを思った。