闇。光。虹。


「いい加減この手離してよ」


「いやだ。華が話すまで離さない」




あぁ。なんでこいつはこうもお節介なんだ。


さっきから華華華華うるさい。



「ねぇ華?」


うるさい。


「何か言ってよ」


うるさい。


「ねぇ華「うるさい!!!!!!」



とっさに淳の手を振り払って立ち上がった。



「さっきからうるさい!!余計なことしなくていい!ほっといてよ!!!」


「……っ」


「俺が助けてあげる!?何もできないくせに言わないでよ!!」




悲しみと怒りが混ざったような

言葉ではうまく表せないほど

ひどい顔でわたしを見ていた。




「もう…構わないで」



それだけ言うと淳の部屋から飛び出して

走って家へと帰った。