パソコンを立ち上げたり、消したりする日常。
日々そうやって行う日常の裏側で
世界の人々の命がどれだけ誕生して、この世から消えていくかを考える。
パソコンの電源のON、OFFのように
人の命はあまりにもはかないだろうか。
すずめの涙のような希少な価値に
われわれはいつも当たり前にそこにあるように思っている。

私の思考回路はそこでSTOPし、
またパソコンを立ち上げた。
世界でまた一人命が誕生する。