「あー、ホストの時? 全然バレないよ、メガネしてファンデーションで肌の色変えたらもう別人。」 「そーなんですか…」 「よし、部屋の説明するからほら立って立って」 無理やり立たされ無駄に広いリビングを通り抜け 「突き当たりが客間。でもここは里佳の部屋じゃなくて、里佳の部屋はその右隣、んで、俺の部屋がここでこっちは仕事部屋、んでその隣がバスルームとトイレ、んでこの二つは予備の部屋」 予備の部屋…まあ大きいからそうなるのもしょうがないか。