「……もう」 ため息をついた。寒さが一気に全身を襲う。 『悪い、仕事長引いて行けなくなった』 すーちゃんから届いたメールの内容。 『私に会えないなんて、君にとってこの上ない不運だね☆また日が合えば遊んであげるよ(´-д-)』 私が送ってあげたメール。 本当は星なんて使えるような気持ちじゃない。 会えると思ってたのに、会えなくなったなんて。 だけどすーちゃんに気を遣わせないよう、私はあえて軽口を叩いた。健気だよねぇ。