5時半、スマホが鳴った プライベート用のスマホに登録された番号なんて、数えるほどしかいない スマホを開くとすーちゃんからのメールが届いていた 「……ふーん?」 メールの内容を見て、深呼吸をした。 そしてかじかむ指先で文字を打っていく。 メールを送信したことを確認して、スマホを鞄に直した。