チロリン♪

げっ!親父から電話だ。

今度は切らない。

そう心に誓って。

『もしもし。』

《ごめん。酔ってたわはは。》

だと思った。

今も飲んでますよね。

『で、昼間言っていたことなに?』

《すまないが、今から仕事だ。》

は?仕事?

まぁ今日ほとんど何もしていないから良いけど……。

『内容は?』

《最近街で暴れている族がある。とくに下っ端。そいつらをぶっ殺してこい。あっ。本当に殺すなよ?》

『分かった。』

《終わったらあいつに電話しておしまいだ。これからもこんな事があるけどすまないが頑張ってくれ。》

しょうがないな~。

『分かった。じゃぁ。』

私は夜の街へと飛んでった。