息子についての話私にとっては大事なことだ。
「俺の息子の陸斗はいろんな犯罪を犯しているので有名なんだけど知ってる?」
『はい。』
「でもね、たくさんある中であいつがやってるのはごくわずか。皆好き放題で書き込みしているだけだ。」
陽一さんは悲しそうに言う。
「実際やってるのは変わりはない。だが俺が若かった時みたいに女遊びが激しいだけだ。あいつに恨みでもあるのかいろんな書き込みするんだ。」
私はなんて返したら分からずそのまま黙って聞く。
「あいつもあいつでだんだん激しくなっている。そこで想良ちゃんに頼みがある。息子を変えてくれないか?」
はい?今なんて言いました?
「俺も昔はそういう奴だった。でも変えてくれたんだよ。想良ちゃんのお父さん徹に……。徹がいなかったら今頃俺はどうなっていたか……。」
えっ?親父が??
「まぁその時のエピソードは秘密だ。」
あははと笑いながら
「その時の徹は格好良かったよ。ボソォ今はな~」
聞こえてます。
「徹の子供の想良ちゃんなら変えれるんじゃないかと思ってね。その話をしたら許可を得たということで想良ちゃんは今ここにいるんだよ。」
あ~昨日言っていたことが分かった。

