「勝手にグイグイ入ってごめんね。いきなりだけどさ北斗高校って知ってる?」
北斗高校、
それはここの地域では有名なヤンキー高校。
父にはどこの高校に行ってもいいから北斗と、美星高校、銀河高校には行くなって止められてたっけ?
まぁ、そのくらいのヤンキー校って事。
「知ってます。有名なヤンキー校ですよね?」
「まぁね」
苦笑いで答える美少年。頭は派手な緑だが唯一、制服を着崩していない。
って!
「北斗校やんっ!」
大声を張りあげれば赤髪がギロっと私を睨み
「うっせーよ」
あ”ぁ”?
私も負け時と睨むが手応え0。
「はいはい、喧嘩ストップ‼︎でね、瞳ちゃんの言う通り俺等は北斗高校なんだ。それも北斗の中のトップなんだ。」

