夜にまたメール画面を開く。 毎日開いているけど、 結局出るのはため息だけ。 「もー!」 訳もなく一人で部屋で叫んでみる。 そして、ベッドに顔を埋める。 ピロロローン ピロロローン 静かな部屋に突然のメール受信音。 裕也くん相談の沙織ちゃんへのメールの返事でも来たのだろう。 沙織ちゃんへなら迷わずメールできるのになー。 フッ、そんなの当たり前か…