「総・・・・お前なんで?」



「あ~、ばれちゃったら仕方ない・・・そうだよメンバーには俺と瞳ちゃんのこと一部の人間には言ってたんだよ」




「総一郎さん、なんでまた「だって瞳ちゃんが二股かけてる性悪女みたいに思われるのも癪だったし・・・」




さらさらの髪をかきあげながらそう言って笑顔を浮かべる総一郎さんはとても暴走族の総長さんだなんて思えなくて・・・




そんな総一郎さんを見て何を思ったのか龍さんは深々と頭を下げると頭を垂れた



「総、すまん・・・悪かった!すべて俺の弱さが原因だ、自分で自分が情けなくてどうしようもねえよ」




「まあ、わかってくれたんならいいけど今後こんなことは無しにしてくれよ?龍が籠ってしまったからやることが沢山あって問題山積なんだからな?しっかりしてくれよ次期総長さん」




ぽんと肩を叩くと龍さんは何とも言えない表情を受かべていた



「久々に龍に殴られてかなりむかついたんだけど?」




そう捨て台詞を吐くとバイクに跨り溜まり場を後にする総一郎さん



なんだか神龍を包み込むような存在の彼は無くてはならない人



お父さんみたいって言ったら怒られるかな?




そんなことを言ったら総一郎さんはたぶん笑って許してくれそう




小さくなる後姿にそんなことを思っていた