「残念、はずれ~ちなみに今日現在でメンバーは500人もちろん傘下の者も含めてね」




「そ・・・そんなにいるんですね、ご・・・500人ですか~あの、もしかしてそのメンバー全員の顔と名前を憶えてたりはするんですか?」




「ふっ・・・瞳ちゃん、いくらなんでも500人近くもいるメンバーの顔と名前を憶えてはいないよ、まあメンバーのほうが俺の顔をみて頭を下げて来たりするからああチームの奴なんだなって思うけど」




そうだよね・・・・いくらなんでも500人もの人の顔と名前を覚えるのってかなり大変かも



あたしには無理だなあ、でも総長ともなれば覚えるに越したことはないんだろうけど




そんなに大勢の人を今までまとめてきた総一郎さん




色々あったみたいだけど改めて凄い人なんだなって思いながら話を聞いていた




「・・・で、本題はここからだよ多分もう少ししたらメンバーがちらほら来るころだと思うんだメンバーが来れば俺に頭を下げるからすぐにわかる・・・」




「そうですね、で・・でもあたしは何をどうすれば」




「俺に全部まかせて、普通のカップルのようにいちゃいちゃしてればいいから・・・そうしてれば神龍のメンバーの話題に上るだろ」




龍一の耳に入るのも時間の問題かな?そう言って微笑む総一郎さん



瞳ちゃんが今回は悪女みたいで申し訳ないけどこれしか頭に浮かばなかったんだよって言ってたけど・・・・





それから喫茶店に入って来た数人のメンバーはあたしと総一郎さんのことを目を白黒させて見ていた