「まさか・・・・あの喜一が響子さんと幼馴染だったなんて」




「ああ、俺も驚いたよまさかあのふたりが繋がっていたとはね」




「どうりでやけにあの集団と出くわすわけだ・・・こっちの情報がバレバレだったんじゃねえかよ!」





いつになく声を張り上げて怒る総一郎に俺も怒りが抑えきれない



さて、どうする?どうやって助ける?




思案を巡らせている俺はすかさず母親に視線を移す



この人が俺を置いて他の男に走ったこととか今は私情に構ってはいられねえ



協力をしてもらわねえと・・・・俺は身を乗り出すようにして彼女に尋ねていた



「あいつは・・・・瞳は今どこに居る?早く教えろ!!」



「そう、急かさないでよ!瞳ちゃんは響子さんの所の別荘にいる」



「別荘・・・?「偶然にもうちの顧客リストに名前が載ってたわ・・・・」」



「じゃあすぐ乗り込んであいつを助けに「ちょっと待って!」」




居てもたってもいられない俺が立ち上がると母親が俺を制した



なんだよ・・・・まだ何かあるのかよ



「まずはちょっと探りをいれましょう・・・ね?乗り込むのはそれから」




母親の唇が弧を描いて俺に微笑んでいた