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足枷にはなりたくない



あたしの心の中にあったのはその思いだけだった



咄嗟に取った行動が付きつけられた刃を自分の身に突きつけるという選択肢だっただけ




それは間違いだったのかもしれないけど龍を守るためにはこれしか思い浮かばなかった




意識が遠くなるにつれ明るい光が差したかと思うと遠くから聞き覚えのある声




誰だろう・・・・なんだかとっても懐かしい



その声の主の所にあたしは行きたくてたまらない



あたしはゆっくり起き上がると眩しい光の方へと歩く



声は段々大きくなり声の主が誰だかわかってきた




目の前にいたのはあたしが小学生の頃と変わらない懐かしいお母さん




「お母さん・・・・あたし、瞳だよ!逢いたかった」




「瞳、お母さんも逢いたかった・・・でも安心したわとっても元気そうね・・・」




あたしが駆け寄るとそっと抱きしめてそう答えてくれるお母さん



なんだかとてもいい匂いがして心が休まる・・・・母の胸に抱かれたあたしは鼓動を聞きながらそんなことを思っていた