龍一ｓｉｄｅ



「くっそ！一体何がどうなってんだよ？ああ？」




「りゅ・・・・龍さん少し落ち着いて「落ち着いていられっか？瞳と隼人の行方が未だにわからねえなんて・・・・信吾お前ちゃんと調べてんのか？」




「調べてますって～メンバーも動かして総動員で行方を捜してるじゃないですか～」




「あ～そうだったな・・・・すまん信吾「しっかし何処に居るんだろうなあ・・・・子供連れてじゃそう遠くには行ってないと俺は思うんだけど」




俺は情報担当の信吾の横顔をちらりと一瞥すると深い深い溜息をついた




そのままごろりとソファに寝転ぶとそっと瞼を閉じる




あの日散歩に行くと言ったまま待てど暮らせど瞳と隼人は帰ってはこなかった




一体二人で何処に行った・・・？神龍のメンバーが護衛として向かったけどふたりが来ないと知らされたのはすぐのことだ




なんだか嫌な予感がしてすぐにマンションに向かったが何処にもいねえ




居てもたってもいられずに夢中で公園の周辺を捜したがふたりの姿はなく・・・




毎日メンバー総動員で捜しているが未だになにも手掛かりはない




くそっ・・・・監禁してでも散歩になんか行かせるんじゃなかった！






苛立ちと後悔の念が俺を襲う・・・・瞳！無事でいてくれ！