「てめえ・・・勝手に人の家に入ってくんじゃねえよ!不法侵入で訴えるぞ」




「不法侵入?へえ~婚約者の家を訪問することが不法侵入だって言うんなら教えて欲しいもんだわね」




・・・・は?こ、婚約者?



この人が龍さんの婚約者なの?



栗色の長い髪を綺麗に巻いて白いスーツ姿の彼女、ばっちりメイクをしたその姿



第一印象は派手だなっていうのが正直なところ



身に着けているアクセサリーや時計もかなり高そうなブランドものを付けているところをみるとかなりのお金持ち




どこぞのお嬢様って感じがしなくもないけど・・・・・



でも正直言って綺麗だけど・・・・綺麗だけどこの人、物凄く怖いんですけど!



さっきからあたしのこと凄い目で睨んでるんだもん




するとその場の空気を読んだかのように龍さんが彼女に問いかけた




「なあ、お前が俺の婚約者だって?俺お前とは初対面のはずだと思うんだけど?」




「はあ?初対面?馬鹿言わないでよ・・・・忘れたとは言わせないわよあなたとは初対面じゃないしっていうかあなたのお父様から聞いてないの?あたしは松上商事の社長である松上幸太郎の娘松上響子なんだけど」




ま・・・松上商事?!松上商事ってあの有名な松上商事?えーーーっ