「瞳・・・食欲ないの?学校で何かあった?」



「ううん!大丈夫なんでもないから心配しないで!」



あたしはそう答えるとバターを塗ったトーストにかじりついた



昨日はあれから美香ちゃんを追いかけたけど追いつけなくてそのまま下校してしまったあたし



たぶん美香ちゃんは激しく誤解しているだろうからまずは誤解を解かないと!



あたしは決意も新たにすると残りのトーストを口の中に無理矢理押し込みごくりと呑み込んだ



「あ~早く行かないと遅刻しちゃう!お母さんいってくるね!」



「車に気をつけて~いってらっしゃい!」



急いでランドセルを背負うと玄関へと駆け出した



お母さんは勘が鋭いのであたしの微妙な変化にもすぐに気が付く



昨日のことは心配かけるからお母さんには言わないほうがいいよね



只でさえこの頃体調が悪そうなお母さん




余計な心配かけたくないし・・・・




これはあたしの問題だもんね?でも・・・・



憂鬱だな、吉田先生と顔合わせたくないな



気まずいったらありゃしない!でも昨日のことはあたしが悪いんじゃないし!



先生が悪いよね?あれって生徒に対するセクハラになるんじゃ?




訴えたりしたらどうなるんだろ?そんなことを思いながら校門を抜け教室へと急いだ