相馬翼さんのこととかこの学校の姫のこととか気になることは沢山あったけど学校生活はなんとか平穏無事に過ぎた



やはりこの学校は女の子の生徒数が極端に少ないらしくあたしと秀一君が歩くだけで注目の的



痛いほどの視線を感じるけど・・・・あたしの隣のこの人実は男なんですよ~




なんてことは口が裂けても言えない、だってみんなの夢を壊してはいけないと思うし?



だって秀一君の笑顔パワーでみんなメロメロみたいだし・・・・



そのお蔭なのか色々、この学校のリーダーのことやら聞きだせたらしいから男だなんてことはとてもじゃないけど言えない!って訳




今日はお天気がいいから中庭のベンチでお弁当を広げてるんだけど・・・



秀一君は箸を置くと真剣な顔をあたしに向けて気になることを言い出した




「実はさっき一つ気になることを聞いたんだよね」




「気になること・・・・?」



「同じクラスの奴が言ってたのよ、旧校舎には近づいちゃいけないってね・・・・」



「旧校舎・・・?」




あたしは転入して来たばかりなので自分の教室以外は本当にわからない



方向音痴だってこともあるけど数日前ようやく校舎を案内してもらってやっとわかったって感じ





まあそれも、この広い校内・・・・一度案内されただけではあたし一人で回るなんて実は怪しいもんなんだけどね