「…………え?」 呆然とする私とは対象的に、スヤスヤと実に気持ちよさそうに寝息なんてたてている奴。 伏せると長い睫毛がよく分かる。 うわー、肌のキメ細かっ… 「…う、」 そのとき、何を思ったか奴があたしの上に勢いよく腕をのせ、そのまま抱き潰すかのように引き寄せられた。 …えー、と。 段々と状況を理解する私の頭… 「ぎゃぁぁああああー!!!!」