私は渋々ベッドから立ち上がり、いつものように半袖とスウェット生地のショートパンツという部屋着姿で玄関へと向かう



そして

ドアノブを捻りドアを開けると……





─────ガチャッ

「おはようございます。宅急便です。サインをお願いします」





開いたドアの向こうにはいつもの宅急便のお兄さん。


私はそのお兄さんからペンを受け取ると〝小松〟とサインをし、ボールペンをお兄さんへと返す




「ありがとうございます!では」

「はい、ありがとうございます」



お兄さんが去って行くと、私はすぐにドアを閉めてまたベッドへと直行