…………何でだろう。 今までは私の心に無理矢理踏み込んでくるくらいの勢いで近づいてきていた平岡さんが、今は、本当にただの上司みたいで。 恋人同士になったというのに…… やっと、好きだと認める事が出来たのに…………私は少し、悲しい。 「───……い、小松さん??」 「へ……っ?な、なに?ごめんっ」 西野さんの声にハッと我に返る。 辺りを見渡すと、私はもう既にお洒落で、且つ可愛らしいレストランにいて 「うわ………可愛いお店」 なんて、今更ながらに驚いた。