「っ、て………手島さん……!」 最後、言葉をあやふやにしたままでオフィスから出て行ってしまった手島さん 「頑張って、って…………」 そんな事を言われても……… 一体、何を………… 大体、平岡さんには彼女がいるっていうのに好きになんてなっちゃいけないじゃない。 好きになったって…… 絶対に、辛いだけなのに。 「…………はあ、もうっ」 一人きりのオフィス内で、大きく溜息をついた私がその後もひたすらに悩み続けたのは言うまでもない。