「ああ、もう。何これ……」 目を閉じたって思い出すだけで、全く寝れやしない。 だから私は渋々ベッドから立ち上がり、リビングのソファーに腰をかける そして、テレビでも見ようとテーブルの上に置いてあるチャンネルを手に取ったその時 「…………………あ。」 ふと、白地にスカイブルーの色の花が刺繍されているハンカチが目に入った ……そう、平岡さんに初めて会った時に私が手渡したハンカチである。