* * * 午後7時49分 今日は残業に残る社員も居らず、閑散としている会社の廊下。 そんな廊下で一人、ぐるぐると頭を抱えて歩いている女の子を発見した俺はしばらくそれを眺めていた ちなみに、その女の子というのは言うまでもなく胡桃ちゃんなのだけれど。 「……ふ、」 俺はつい声を出してしまいそうになるが、それを必死に堪え、また観察する。