………まあ、そんなことを聞けるわけもなく気がつけば深夜11時過ぎ。
沢山食べ、思う存分飲み暴れていた社員さん達はもう既に各部屋へと去り、私と西野さんも自分達の部屋へと戻るところだった。
「ふぁ…眠いよ〜…」
目を指先で擦り、本当に眠そうな様子の西野さん
水を買いたいなと思っていた私は、西野さんに自販機までついて来てもらおうかと思っていたけれど
「西野さん、私ちょっと水買ってくる。先に戻ってて」
「へ?あ、うんっ」
眠そうにしている西野さんを連れて行くのも可哀想で、そう声をかけてくるりと回転すると自販機の置いてある廊下へと向かった

