「ねえ、何か透亜から聞いてない?」
そう賢人に尋ねると眠たそうに「んー」と返事をするだけで。
なんでだろう、そう思っていたけど。
学校に着き透亜の姿が見えて答えが分かった。
「あっ、おはよう!咲彩賢人!」
「おはよう、咲彩ちゃんに、羽黒君。」
あー、今私ちゃんと笑えてるのかな。引きつってないかな。
でも私は嘘つくのが得意みたいで。
透亜も真央ちゃんも、ニコニコ笑って話をしている。
「もー透亜!なんで家居なかったの!!」
なんて、もう理解しているのに聞いてしまう。
「あーごめんごめん!連絡しようとしてたのに充電きれちまってて…ごめんな。」
