いつも通り3人で肩を並べて通学路を歩く。

これが普通なんだって思っていた。
これが当たり前だと、思っていた。

右を見上げたら、大好きな透亜が喋ってて

左を見上げたら、大好きな賢人が眠たそうな顔をしてる。


2人への「好き」の意味は違うけれど、こうして大切な人に囲まれてずっとずっとこのままだって、思っていた。

またあした、も。その次の日も。

ずっとーーー