またあした


私も透亜の優しさに救われた事、あったなあ。なんて考えながら真央ちゃんの方を見ると、席に移動する所だった。

因みに私は窓際の一番後ろの席でその隣が賢人。
透亜はドア側で、席が離れちゃってる。

なんて考えてボーッとしていると

「さっきはありがとう。よろしくね。」

「お礼言われる事なんて俺してねーよ。まっ、よろしくな!」

あ。透亜の声だ。
真央ちゃんの席は透亜の隣になったみたい。