ピンポーン……ピンポーン…………ピンポーン ダダダダ、ガチャッ。 「あっ、わり!」 3回目のチャイムでやっと出てきたこいつは、悪びれる事もなく寝癖のバッチリついた頭をかきながらニコッと笑った。 「また寝坊?早く準備して!」 「はいはいそんな怒んなって」 そう、こいつは付き合って1年目になる明るさだけが取り柄の…あたしの彼氏。 「……ねみぃから早くしろ。」 そして怠そうに呟いたこの人は、もうかれこれ友達歴17年目になるクールな幼馴染。