俺様魔王の甘い口づけ




「う、うるさい。一応助けられたのだから、当然だろう」




ルイはしどろもどろ。
そんな姿も珍しい。



「うわぁうわぁ!ハンスに報告しなきゃ」

「せんでよい!・・・くそ」




嬉しいんだ。
だって、ルイが。


ルイが、照れてる。




「あまり、うろつくな。体に障る」

「うん・・・」




ルイは、ぶっきら棒にそう言うと去っていく。
きっと、照れて逃げたんだな。


なんだかルイが、人間らしくなっていく。
心が、生まれてる気がするんだ。





「めーちゃん!」

「あ、キイ。まだいたんだね」





次にやってきたのは、キイ。
相変わらず、ふわふわした人だ。