そっからはただぼーっとその子を見てた。
…俺キモ
「なあ!なあ!あの子名前なんてーの!」
いつもはうるさいと感じる安田の声も耳に入らない
「蓬田 凛華チャン!かわいーだろ?安田でも分かるよな?ん?」
賢太と安田はそんな感じで騒いでて
「でも俺告って無理だったから安田にはぜってぇむりー」
…もう告ったんかーい
「え!賢太が?振られるとかめずらしー!」
「なーんか“会って遊んで仲良くなってみなきゃ分かんなーい”ってさ!
だーかーら今日会いに行ったんだけどよ
なんかもう見てるだけで「ら、」
「「ら?」」
「LINE、送って」

