あいからはじまる







その子は女達の輪にさっさと入り

ポケットから箱を取り出した

「…」

俺はそれを疑視




「…?す、吸う?」


「え、あ。いや…」

煙草を勧められた



「あー、嫌い?」


「まあ…」



そか、ごめんね、と

俺から少し離れて火をつける





それでも何か、かっこいい。ってか

やっぱ綺麗だった