サクセサーズ

「ざっと言えば、こんなものかしら」


ジルは言い終えて一息ついた。そして、しばらくしてからもう一度口を開いた。



「特別な属性は光と闇の二つ。これは星たち…神さまたちが選んだ人がその身に力を宿すことができるの」




「わ、わたしが…そ、そんな」



リリィの驚く反応をみて、ジルは頷いた。



「あなたは選ばれたんだよ。星たちに」