サクセサーズ

「おれたちは、幹部の奴らにうまい話に乗せられて力を貰い受けた。だけど、強くなったのと引き換えに自分の身体を差し出すハメになった」



「だけど、もうそれも終わりよ!ありがとう!ほんとに助かったわ!」




革命軍の者たちはありがとうと何度もリリィにお礼を言った。どうやら、国民たちは闇の魔法に操られていただけのようだ。



「で、でも何でこんな革命を起こそうと…?」



リリィはふと疑問に思った。カフラーに恨みを持っていないのなら、なぜこんな革命を起こそうとしたのだろうか。