サクセサーズ

「リリィどうした?顔が赤いが」



アレンが手をおでこに当てると、さらに熱くなる。俺は何をやっているんだとハッと気づいてアレンも赤くなり手を離した。



「悪い。今日は色々なことがあったから疲れただろう…宿屋に戻るぞ」



アレンは踵を返して歩き始めた。その後をリリィは追いかける。