ユイの笑顔が忘れられない。
バイトまでの時間が待ち遠しい。
まだ学校も始まってないのに。



「はーぁ…」
「陸?」


心配そうに声をかけてきたのは俺と2年間同じクラスの松村智愛(まつむら ちえ)気が合う仲のいい女友達だ

「いや、なんでもない」
「陸でも悩むんだねー」

ニヤニヤと笑いながら笑う松村は俺の考えてることがわかってますっていう顔をしている

「なんだよ」
「いーやー。今まで彼女でも悩まなかったのに珍しいね!」
「うるせーなー」

俺だってそれなりに彼女はいた。
自分から告白したことはないし、もっともっとっていう気持ちもなかった
まぁすることは…してたけどね…。
求められたら答えるって感じだったからつまらないって言われてお終い。
このパターンが多い。


まぁ悩まなかったなー。としみじみ思う。











つまらない学校を終えた俺は走ってバイト先まで行った


ソワソワしながらユイが来るのを待っていた。

カラン…

「いらっしゃ…ユイっ!」
「やほ」

いつものように無愛想だが俺にはかわいく見えた