秘密の異端者 secondstory


皆を見回してハッとした

皆の瞳の色があまりにも
優しかったから_____


「どう…して?」

「今ちゃんと話してくれただろ。それに、そんな簡単に言えるような話でもないだろ?」


でも_______!


私は1度深呼吸をして
取り乱しそうになる自分を抑えた


「氷月。俺たちは、下の奴と今回 2度も助けられた。炎月トップとしてちゃんと礼を言わせてくれ」


弦は闇月の“俺”が知らなかった
族の顔で氷月の“私”を見る


「ありがとう」


皆の視線が私に集まる

私はゆっくりと目を閉じた


「私は私の仕事をしただけ」