「闇月が、氷…月_______?」


皆、呆然としている


「そうだよ」


私は笑顔を崩さない

皆の瞳の奥が揺れた


「さぁ、君らはどうする?私と会って、どうするつもりだったの?」


私の問いにだれも答えない

否、答えられないのか_____


代わりに和哉が乾いた声を出す


「嘘…だよね?鮎ちゃんが、鮎…ちゃんが、氷月…なんて…」


それはまるで
自分を嘲笑うようにように____


「嘘…、じゃないよ」


私は冷たい笑みを見せるんだ