秘密の異端者 secondstory


弦と裕と聡は驚きながらも
何処か納得した様な顔をしている


「確かに、夜はフードもだけど、俺たちの前でパーカーを脱いだ事も無かったっけ?」


裕の言葉に私は頷いた

フードは自分の顔を見られるのが
怖いから外さなかった

パーカーは無意識の内に
女だとバレることを危惧して
脱がないようにしていた


私はウイッグに手をかける

そして、おずおずとソレを
引っ張った


「_______…え?_______神崎…鮎?」


ダークブラウンのウイッグの
下から現れたのは
あらかじめ無理矢理被っていた
セミロングの黒髪

弦は驚きにさっきよりも
大きく目を見開いた