秘密の異端者 secondstory


「さて、何から話そうかな…?」


私は1度深く座り直した

皆は私の言葉を待つように
じっと私を見ている

そんな皆の様子を見て
私は口を開いた


「先ずは、和哉は知ってる 俺自身の事から話そうかな」


そう言いながら和哉を見れば
力強く頷いてくれた

私は短く息を吐くと
皆に向かって軽く頭を下げた


「先に謝っとく。今まで黙ってて…騙しててごめん」


皆が少し動揺したのが分かった


「俺…、じゃなくて、私は女です」


言いながら私は、普段意識して
低くしていた声を少し高めの
女の子らしい声にする