秘密の異端者 secondstory


和哉が困った様に口を開こうとする

だが、私は和哉が声を発する前に
割り込んだ


「それはこれから話すよ。それから、和哉は悪くない。俺が出来れば言わないで欲しいって頼んだんだ」

「でも、じゃあ、何で和哉だけ知ってるんだよ?」


将騎は納得いかないような
どこかふて腐れたような顔をする


「和哉は自分で気付いたんだよ」


将騎はもう何も言わない



私は被っていたフードを外した

皆の前で今まで一度も外した事の
無かったフードを___

私は急に明るくなった視界に
少しだけ目を細めた

男物のダークブラウンのウイッグが
サラリと額にかかる