和哉が困った様に口を開こうとする
だが、私は和哉が声を発する前に
割り込んだ
「それはこれから話すよ。それから、和哉は悪くない。俺が出来れば言わないで欲しいって頼んだんだ」
「でも、じゃあ、何で和哉だけ知ってるんだよ?」
将騎は納得いかないような
どこかふて腐れたような顔をする
「和哉は自分で気付いたんだよ」
将騎はもう何も言わない
私は被っていたフードを外した
皆の前で今まで一度も外した事の
無かったフードを___
私は急に明るくなった視界に
少しだけ目を細めた
男物のダークブラウンのウイッグが
サラリと額にかかる


