秘密の異端者 secondstory


「で、わざわざ今日来たのには、何か理由があるんじゃないの?」


裕は話を上手くリードしてくれる

そんな裕の言葉に再び私に
視線が集まった


「うん。皆に、本当の俺の事知って貰いたいと思って…」


本当の俺…

いや、本当の私


部屋の空気感が引き締まるのを感じた


「やっと…。闇月の事が知れる」


聡がどこか嬉しそうに言う

しかし、そこに待ったを
かけた人物が1人いた

それは__和哉


「待って、闇月。もしかしたら話の途中で氷月が来るかもしれない。それでもいい?」


和哉の言葉に皆ハッとする


「うん。それは大丈夫」


私は笑顔で言い切る


だってそれは私なのだから_____

でも、それは
まだ皆が知るはずもなかった