秘密の異端者 secondstory


「ごめんな。あいつにも悪気がある訳じゃないから、許してやって」


私がまだ痛むお腹を押さえながら
歩いていると、横から裕が
将騎を目線で指しながら
話しかけてきた


「分かってる。それに、悪いのは俺だから…」


私がそう言えば
裕は申し訳なさそうに笑う



「闇月」


後ろから呼ばれて振り返れば
将騎が私に近付いてきた


「その…。殴ってごめん。少し、強くやり過ぎた…。お腹、大丈夫か?」


将騎は本当に申し訳なさそうに
眉を下げていた