秘密の異端者 secondstory


私は着慣れた闇月夜の
パーカーの前を閉めた

今ここにいるのは
闇月としての私

闇月の格好の下には
神崎鮎の姿をしている

勿論、更にその下は氷月だ


私は倉庫の扉に手を掛ける

そしてゆっくりとそれを開けた


一斉に向けられる沢山の視線

その中には
弦 和哉 将騎 裕 聡
のモノもあった

皆、幹部室にいるかと思ったけど
下っ端の手当に忙しいようだ

炎月のメンバーをザッと見渡すと
傷付いた姿に、少し悲しくなりながらも
私は少し微笑んだ