秘密の異端者 secondstory


そんな弦を他所に私は
指を鳴らした

その瞬間、校庭に橘以外の
動きが戻る

いきなりのことに大半がバランスを
崩して膝をついた

立っているのは弦と和哉と
数人だけだ

その様子を見た弦は短く息を
吐き出すと


「連れてけよ。もう、俺らの勝ちだ」


と言い最後に橘を見た

橘は真っ青で力なく


「あぁ…」


と呟いた