私はゆっくりと校庭の真ん中に 歩みを進める 炎月の下っ端が少し騒ついている だが、私が橘と弦の所へと 辿り着き歩みを止めた時 辺りは痛いほどの静寂に包まれた 「水を差すようで悪いが、こいつはやってはならない事をした。連れて行くが構わないな?」 私は橘を顎で指し、弦の方を向き 凛と言葉を響かせる そしてさっき力を使って 回収したナイフを掲げて見せる 弦は橘を一瞥してからこちらを見た そしてニヤリと挑戦的な 笑みを浮かべる 「まずはフード外せよ」