赤い雫が空を舞う 「!?っ、弦!」 「!?!?!?!?」 「っ、弦!」 「弦っ!?」 和哉たちの焦った叫びが木霊する 地に膝をついた弦の表情は 良く見えない だが、弦の頬に赤い液体が 伝うのが見えた 弦っ!!! 「っ、大丈夫だ。少し掠っただけ」 弦は顔を上げると乱暴に 左頬の血を拭った だが、その顔は痛みに少し歪んでいる