秘密の異端者 secondstory


私はじっと喧嘩の様子を眺めた

数は互角

でも、神無は全員では無いが
半数くらいはパイプや鉄バットを
振り回している

本来なら喧嘩に武器を持ち込むのは
タブーだ

でも、炎月は承知で喧嘩を買ったし
それくらいじゃ私は警察の人間として
出ることは出来ない

暗黙の了解だ

そもそも私の出る幕じゃない

だって彼らは


「強い…」


武器を振り回す神無を
炎月の皆は軽々と躱し次々と
倒していく